色々なことを考えながら

新年度が始まりました。

こまめなお仕事の告知は既に諦めつつ、毎月継続でお仕事を色々とさせていただいています。

キンプリラッシュは毎月何かしら書かせていただいていますので、是非遊んでいただけたら嬉しいです!

他にも色々と継続案件だったり新規案件だったりあるのですが、いかんせん書いてから公開までに結構な時間がかかってしまうのがシナリオライターという仕事で……

今後、クレジットしていただける作品もいくつか予定されているので、私自身も楽しみです。

 

それと、「白銀のデザイア」という作品を始動いたしました!

この作品は個人製作の形で、企画・脚本・ノベライズを担当しています。

自分が書きたいことをぎゅぎゅっと詰め込んだ作品になっていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

小説は久しぶりだー!

実は元々は小説を書いていたのですが、久しぶりに書くとなると緊張しますね……

キャストさんもだいぶ豪華にお願いすることが出来ましたので、自分でも完成がたのしみです。

 

これは、他の作品の脚本を書かせてもらうときもそうなんですが……

自分が書いた作品を、役者さんのフィルターを通してキャラクターとして演じてもらう瞬間が、私はとても好きです。

当たり前だけど、作品は自分の考えたことをきちんと伝えられないと意味がない。

その言葉ひとつひとつにこれだけの意味を込めたよというのを伝えられるような台本を書かないとダメだと思ってます。

その台本を読んだ役者さんが、自分が想像していた以上に生きた役を演じてくれる。

その瞬間のゾクゾクとする感じが本当にたまらなく好きです。

同時に、ものすごく安心します。あー、ちゃんと伝わってるんだ、と。

他のたくさんの人に伝えるのは当然のことだけど、演じてもらうときには何よりも役者さんに伝わるかどうかというのを、ものすごく考えます。

絵が着くときには、絵を着けてくれる人に伝わることも、考える。

意外と想像通りのものが上がってくることが多くて、これもやっぱり伝わっているんだなとホッとします。

でも、それって受け取ってくれる人の受け取る力が強いからこそ、きちんと伝わっているんだということもすごく大きくて、だからこそ、今よりももっと丁寧に、きちんと伝えられるようになりたいなあ、と。

そんなことを、延々と考えてます。結論が出ない。難しい。

 

本当に、私の出したものを受け取ってくださって、ありがとうございます。

 

これ、以前出したCDの感想をみかけて読んだときにも思ったことでした。

役者さんが受け取って演じてくださったから、リスナーさんにもきちんと届いていた。

私が書きたかったこと、言いたかったこと、伝えたかったこと、それが感想に書かれていて、こっそりガッツポーズとりました(笑)

小説とはまた違う喜びがありますよね、そういうときって。

よかった、伝わってた、よかった……って、本当にそんな気持ちでいっぱいになって、あれは本当に嬉しい瞬間でした。

だからもっと伝えられるように、ひとつひとつの言葉を大事にするように、頑張ります。

 

受け取ってくださってありがとうございます。

ということを伝えたいがために無駄に長くなってすみません。

また次にいつ更新するかわからないブログですが、また試行錯誤しながら頑張ってるんだろうなと思っていただけたらありがたいです。