大変ご無沙汰しております。
ブログを書くところまで体力が保たず、時々お仕事の現状だけ記載して放置状態になっていましたが、今日はちょっと気力が戻ったのでお仕事の現状をご報告です。
あまりこのブログを読んでいる人もいないかとは思いますが……(笑)
まず、先日初めてBLゲームを担当させていただきました。
「Chain Blood~かぞく婚~」本編1ルート担当しております。
現在はAndroid版のみの配信だそうですが、iPhone版も追って配信されるそうですので、よろしければ遊んでみてください。
BLに関しては、年末に1冊小説を出させていただいていたのですが、そちらも告知をしていませんでした……
「籠の中の猫」(イラスト:酒森ちま様)です。天海社様より出版させていただきました。
電子書籍の形になっておりますので、好きなときに好きなところで読めるようになっています。
よろしければこちらもお願いいたします!
というわけで、本格的にBLの方もお仕事を開始させていただきまして、これで男性向け、女性向けの乙女系、BL系、一般向け(という言い方が正しいのかよくわからないんですが便宜上)全てのジャンルに手を伸ばしました。やったね!
実はこの辺のお仕事の仕方については、色々迷っていました。
あるジャンルに集中してお仕事をした方がいいのか、それとも、あるジャンルに限らずに色々手を広げた方がいいのか。
じゃあ自分はどんな作品が書けるんだろう? と考えたときに、自分は特定のジャンルが好きというよりは、物語そのものが好きなんだな、と。
読むものに関しても、男性向け、女性向け、一般向け問わずなんでも楽しめてしまう。
それは、そのそれぞれにある物語が好きで、ジャンルが違えば物語の描き方が変わってくる。そのことそのものが楽しいんだなと、そういうところにたどり着いて「物語を紡ぎ出す」ということそのものを仕事にしていこう、ということになりました。
というわけで「木原梨花」というペンネームでありとあらゆるジャンルを執筆していこうと思っています。
バリバリの文学部出身なんですが、思考回路は比較的理系だったりします。
なので、論理的に組み立てて「このジャンルだからここにフォーカスする」みたいな形でプロットをたてたりシナリオを書いたりしています。
そういうわけで、仕事ではそのジャンルが好きな人に楽しんでいただくこと、というのをモットーに取り組んでいます。
という、私のスタンスです。
こんなことをわざわざ表明する必要はないのかなと思いつつ、ライター業10年へのカウントダウンを前にして、自分への決意表明も兼ねて。
さて、最近のお仕事の状況の続きですが、現在は企画から携わらせていただいているお仕事が2つほどあります。
それ以外にも、執筆させていただいているシナリオもあったりして、諸々きちんと発売ないし配信されたらご連絡させていただきたいと思っています。必ず。絶対。
とはいえ、企画からのものはいつ、どういう形で、どんな風に発表できるかわからないものもあるんですが、今年の後半にはきっとまずひとつは形になるはず……
こういう仕事は仕込みの時間が長いし、ライターはその中でも中間くらいの開発段階で関わってくるので沈黙の期間が長いんですが、一応仕事してますよ……! っていうご報告です(笑)